保育所が足りないのに増えないのはどうして?


待機児童問題の場所

待機児童問題について、最初に紹介するのは「そもそも全国的に発生している問題ではない」ということについてです。昨今全国レベルでテレビなどによって取り上げられることが多くなったことによって、どの地域でも慢性的に待機児童が発生しており、全国的に保育所が不足している状態にある、と勘違いされている方も多いのではないでしょうか。実はこの待機児童問題というのは、どこでも発生している問題ではありません。むしろ、この待機児童問題が発生している場所というのは、かなり限られています。

その限られた場所の中心となっているのが、東京都です。東京は人口が多く、そして働いている女性の比率も高い、というのが大きな理由となっていると言えるでしょう。その分だけ子供を自宅で見ることができず、預けておかなければならないという人が多いことによって待機児童問題が発生することに繋がっています。また、東京近郊のベッドタウンなどにおいても待機児童問題が発生していることは多くあります。

こういった事情からも分かるように、基本的に待機児童問題というのは人口密集地において発生しているもので、そうではない地方においてはそこまで問題となっていない状況でもあります。